2001.3.8

ある営業社員の方が、自分の周りでは離職率が増加しているように感じ、人事に意見を求める旨、社内掲示板に書きこんでいました。本当に会社は何もしてくれない。

１．退職希望の理由はもっとももっとも

　この方の職場では若手社員の７割くらいが離職や転職の希望を述べているそうです。その理由として挙げられているのは次のようなことです。
（１）将来が心配。
（２）自分のやるべきことは他にあるのではないかと感じる。
（３）事務処理や社内手続きが複雑過ぎてついて行けない。など
　世間的には「良い大学」の卒業生ですらこのような状態になっていたり、通年採用者が再度の転職を考えていたりするということです。そもそも、良い大学というだけで採用したことにミスがあったのではないか、インターンシップ制を導入し、適正を見極められるようにしたらどうか。目標管理制度の見直しも必要ではとこの方は、真剣に考えておられます。これに対して、「会社と個人がミスマッチなら、ある程度離職・転職など流動性があったほうがよい」「離職したくともできずに耐えている社員もいるのでは」などという意見も挙がっています。このような空気は一部ではなくＦ２のそこかしこに流れているような気がします。ウチの事業部でも「誰かが退職しても補充がなく、残った人の負担が増えまた退職が出る」という声が聞こえています。

２．Ｆ２は本当は「楽しい職場」

　このサイトで強調しているように、Ｆ２は本当は楽しい職場のはずです。インターネットで就職や企業情報の掲示板を見ますと、世の中にはもっとずっとひどい会社がたくさんあるようです。募集時とは給与がぜんぜん違う、上司は横暴、いくら残業しても手当が支払われるのは２０時間分だけ、といった実例がオンパレードです。これに比べればＦ２は天国と言えるでしょう。さっさとやめることばかり考えず、不満なことがあったら例えば「みんなのＦ２」に投稿してみてはいかがでしょうか。このサイトは「みんなで載せれば恐くない」「みんなで投稿、会社を変えよう」と、いつか必ずＦ２会社ライフにインパクトを与えてやろうと思っています。