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楽しい職場みんなのF2

2001.12.10

凄まじい幹部社員の話
 知人から聞いた、凄まじい話。とある幹部社員の話です。この幹部社員、人の好き嫌いが激しく、目上の人からは「心が狭い」とたしなめられたことも。

 或る時、自分のところに、(学歴が)気に入らない部下が配属されるや否や、上から押し付けられた売る気のないOEM製品の「拡販」*だけ*を押付け。OEM提供元からの重要な情報は部分的にしか提供せず、目標設定のさいには、「売れ〜、売れ〜、ひたすら売って売って売りまくれ〜。売れなきゃ貴様の評価はCだぞぉ〜!」と激を飛ばすばかり。本人がそのOEM製品の拡販に関わるときは、大口でかつ確実に売れるときだけ(その時は、担当者には一切タッチさせず)。それ以外の商談にたいしてはほとんどノータッチ(何かいうときは小言を言うときだけ)。小口の商談があり、営業から顧客用のデモ作成依頼や技術支援の依頼があっても、「予算が無いから支援できない」だの、「技術担当者を割り当てられない」だのと支援一切なし(でもって当然、それらの商談は落としたわけだ)。挙げ句の果ては商談が難航すると、「別にこの商談が取れなくてもいいじゃないか。」と投げやりな発言をする始末。当然の如くそのOEM製品は売上が上がらず、目標設定や評価の際にその担当者に対しては、「実績が上がらないからAはやらない。」だの、「別に管理職になれなくたっていいじゃないか。」だの、「甘い評価をつけると俺が怒られる」など、なんだかんだとへ理屈をつけて、その担当者には決してA以上の評価をつけようとはしなかったそうな(ある時は、「目標外の評価」の項目を全部削除させたこともあったそうで)。 知人が言うには、四期連続B・C評価をつけ続けて意図的な降格を狙っていた節も在るとか(これって犯罪では?) なお、別のある人は、目標評価の際に、「俺がAのとれる評価シートの書き方を教えてやろうか」とのたまわれたそうで。

 一方では、お気に入りの部下に対しては、そのまた部下に対する扱いが苛斂誅求(かれんちゅうきゅう;税金を一方的にとりたてること)を極め半年に1人は辞めていくという管理の拙さにもかかわらず3期連続A評価を与えたりとかしていたそうである。

 ちなみにご本人お仕事ぶりはというと、昼過ぎになると考え事をしているかのように腕組みをして、実は居眠り、とか、軍事衛星のように部下の端末を覗き込みながら職場を徘徊し、お気に入りと雑談に時間を費やすという、傍から見るとなかなかのお仕事ぶりだったとか。その結果かどうかは不明だが、あるとき、部下の一人と障害対応策のことで喧嘩になり、「あいつ、いつか潰してやる」とその部下に言われていた矢先、突然配置転換になったそうである。配置転換になったあともしつこくもとの職場に、人事異動の噂を電話で聞いてきたりしてかなり顰蹙を買っていたそうである。