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楽しい職場みんなのF2

2004.12.12

せめて手当てと名のつくもので福利厚生を充実
 「手当てと名のつくものの廃止」という意見のひとは決して後ろ向きなのではないです。「やりがいのでる制度」としてSPIRIT制度が導入されても、実は社員の給与の総額を操作(減額)に利用されるだけで、結果として社員のやる気をそいでいます。「不公平感をなくす」という大義名分のために手当てがなくなり、社員の実質的な収入の減額がなされるのが実態でしょう。家族手当がなくなっても独身社員の収入が増えるとは考えられないです。数年たてば、手当ての撤廃で社員のやる気がなくなった、手当て復活望む、という大合唱がここでおきるのではないでしょうか。富士通は東芝や日立などのような固定資産の多い会社ではないです。社宅や保養所などは貧弱ですので、せめて手当てと名のつくもので福利厚生を充実させてもいいのでないでしょうか?「会社が赤字だから手当てなくすがスマン。結果としてみんなの収入も減る(増えるひとはいない)が、みんなでこのつらい時期をのりきろう。」と言えば手当て廃止論者も納得すると思いますよ。問題は家族手当廃止の根本がはっきりと会社から提示さ れず、御用組合からは妙な大儀名分しか聞こえないところなのです。最後に、独身者は最も税的に優遇されていないから、ということで家族手当は不要という意見の根本にあるような気がします。これは日本国の問題ですのでそのことは議論にいれるべきでないでしょう。