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2004.10.25 |
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質の低いプログラマが多いという問題を解決するには |
質の低いプログラマを一掃するという意見について これで問題が解決するかどうかはなはだ疑問を感じております。質の低いプログラマを今一掃したところで、何もわかっていない人たちがまた質の低いプログラマを新たに雇ってしまっては元の木阿弥だと思います。質の低いプログラマが多いという問題を解決するには、
（１）質の低いプログラマが雇われてしまう仕組みをなくす
（２）質の高いプログラマが働きやすい環境をつくる
（３）プログラマの質を高める仕掛けをつくる
が考えられるでしょう。（１）を実現するには、コネや利権関係で発注先を選ぶのをやめる、社内公募等において、プログラミング能力を客観的に確認するなどを行うべきでしょう。（２）を実現するには、言うまでもなく、いまの成果評価制度を思いっきり見直すべきでしょう。また、プログラマのモチベーションを下げるような言動をする管理職や、自分の利益ばかり考え有能なプログラマを抱え込む管理
職を追放するべきです。（３）においては、管理職、リーダクラスが部下の育成をきちんと考えて仕事の割り振りやスケジュールを考え、ノウハウや技術を確実に伝える、プログラマがスキルを磨くための自己啓発活動を行う時間を与えることが重要でしょう。はたして今のＦ２にそれができるかどうか？ |
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