社会貢献や社員あってこその利益じゃないでしょうか

2004.11.26

社会貢献や社員あってこその利益じゃないでしょうか

　週間エコノミスト今週号に「女性が子供を生めない訳」って特集がありました。日本の会社の９割を占める中小企業では、いまだに寿退社が慣習として残っています。また大企業でも、産休や育休を法律上しかたなく設けいていても、実際には休暇を取ると降格や左遷と言ったいじめに遭遇するので、女性が子供を生むのを躊躇しているとか。と言うのも、日本一儲けているトヨタが定期昇給を止めたことから「あのトヨタが定昇しないならうちも」という事でどこの会社でも右にならえで、定昇が無くなり給料のデフレ減少が起こっており、旦那のサラリーだけでは生活できないと言うのが今の日本です。会社は慈善事業じゃないから利益は出さなくてはいけません。しかし、それだけで良いんでしょうか？このままじゃ、日本は人口がどんどん減少して滅びますね。という事は、顧客も減り仕事も減るから社員も減らすと言う、負のスパイラルです。Ｆ２は正社員に占める女性の数がものすごく少ないから実感は無いかもしれませんが、社会貢献や社員あってこその利益じゃないでしょうか。そういえば、ある地方子会社では青年海外協力隊に合格した者を業務に関係ないと言って辞退させましたよね。