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楽しい職場みんなのF2

 

2002.12.21

神経症とは、気長につきあうしかない
 神経症とは、気長につきあうしかないです。精神病院に通うことを後ろめたく思ったり、薬を敬遠してたりすると、直るものも直らないです。心を強く もって仕事にあたることができるなら病院不要ですが、そもそも心が強くないから病院が必要なんです。いまの状況から脱却するために、自分を改造しようとか、薬依存をやめようとか、急な考えを起こすのはよく ありません。人はそこそこ適応性のある生き物ですから、時間が経てばそのうち自分の立場にも慣れてきます。ただ、いきなり自分の立場が重くなってしまうと、それに適応できないこともよくあります。病院や薬は、慣れる前に潰れてしまわないための補助剤です。大事なのは仕事をこな しつつ、仕事に押しつぶされちゃわないこと。薬で自分を支えながらでもなんでもいいので、とにかく持ちこたえさえすればいいんです。現状維持。そうすればそのうち体が仕事や責任に慣れてきます。慣れてしまえば病院も薬も不要になります。仕事を放棄しちゃうと仕事に戻れなくなっちゃいます。部下に迷惑をかけるのは不可避ですが、かけちゃう迷惑を少なく済ませられるよう心がけましょう。そもそも、ひとに全く迷惑かけないようなスーパーマンなんてこの世に存在しませんしね。しょせん、程度の多少です。僕も6級に上がって初めて手下を持ってから、病院通いを経験しました。幹部社員に比べればまだまだ責任は軽いですけどね。2年くらい通ったかなぁ。その間「合法的覚醒剤」と呼ばれるリタリンをずっと服用してましたが、信用できる医者に全部話して処方箋通りに飲んでいましたから、薬からちゃんと卒業しました。依存性のある薬だったので、仕事に慣れてからもしばらくは飲み続けなきゃいけませんでしたが、苦労したのは「いつまで飲み続けるのかなぁ」という面倒くささだけです。思い返せば、リタリン卒業フェーズに半年くらいかけたかなぁ。