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楽しい職場みんなのF2

1万アクセス記念                                               2001.5.7

長野工場配転者のその後−信濃毎日新聞4/30より

昨年7月に長野工場でタイ・フィリピンへの業務移管と500人の配転があり、東京の事業所にも社員がいらっしゃっていますが実態は大変なようで...

 この記事では、長野工場を去った3人の様子をルポしています。
1.女子社員、山口さんの場合:長野工場総務から、SE会社の総務に移ったが仕事がほとんどなく、退職を決意。医療事務の資格をとり、病院に転職しました。辞める前上司に相談すると、
「配転の前に辞めればよかったのに。」と非難されたが、「自分の意思で来たんじゃない。」と反論すると黙って了承されたといいます。
2.看護婦志望だった市岡さんの場合:介護サービス会社に配転し、モノと数字の世界とは別の仕事でハッピーに。しかし、
泣く泣く配転先に行ったり退職した同僚のことが気がかりといいます。
3.首都圏に単身赴任中の男性社員の場合:
妻が病身で隣家に万が一の時の世話を頼んできました。「配転先を選択できるとか、再就職先との面接をあっせんするとかを会社ができないのか。いやなら辞めるしかないのか。」と憤懣やる方ない表情。
 ど〜うも、どの場合も会社は「つべこべ言わずに、ここに行け!」式の問答無用の対応だったようです。その証拠に長野工場長は「タイ・フィリピンは10分の1の人件費、危機感を持って欲しい。従業員ひとりひとりの意向を聞くことはできない。」と言い放ったそうです。恐〜いですね。それなら社員も口をそろえて、
人権擁護とか、問答無用の正論で対抗しましょうか。