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楽しい職場みんなのF2

1万アクセス記念                                              2001.5.14

「新しい成果主義」って・・・・・その1

 社会的には注目を浴びながら社内では「こそこそ」と進められてきた「新しい成果主義」の全容がそれぞれの職場で明らかになってきました。明らかになるにつれ、その内容に対する疑問の声も高まっています。  ここでは、この疑問点を順次、論じていきたいと思います。

1.なぜ、会社としてきちんとした説明をしないのか?

 内容の前にまずは、なぜ会社はきちんと、従業員に対して新しい制度を説明しないのかということです。サラリーマンにとって給与・賞与、地位は最も重要な関心事の一つです。  この基準に関する大改定がある。しかも今回は社会的にも注目されている。 こういう重要な内容を会社が一度も正式な説明を従業員にせず、説明を現場に任せていいのでしょうか。確かに形式的には問題ないのでしょうが、従業員の感情からすると納得感が乏しいのではないですか?とても「個人個人の納得感を重視する成果主義」のありようとは思えませんね。実際、現場では部課長が、幹部社員用説明会でもらった資料をコピーして説明していますが、質問しても、大した答えも聞けず「ともかくやるしかない」という回答に終わっています。「納得感」はないですね。  こんな大改定なのだから従業員に会社が直接説明するのが筋というものでしょう!(つづく)