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2002.2.11 |
| 再生Ｆ２！ その７−原点に帰る
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| では、こんな出口のないＦ２はもう駄目なのでしょうか。明日はないのでしょうか？
私はそう思いません。一人一人の能力や情熱を結集すれば、こんな閉塞状況なんてＦ２に突破できないわけがありません。 |
| そこで先ず第一の提案は原点に帰ることです。Ｆ２の原点、それは「ともかくやってみよう」という技術志向の実践主義であり、池田敏夫のように開発に没頭して会社に来るのも忘れるような取り組み志向です。その力はＩＢＭコンパチ路線時代にも発揮され１ミップスでもＩＢＭより計算速度を上げるために一丸となりました。こうして「ガリバーＩＢＭに小人Ｆ２が挑み」ついには国内Ｎｏ１の地位を確立したのでした。今、私たちは余りにも自分の成績や細分化された目先の目標に振り回されすぎていないでしょうか。もっと大きな目標をみんなで掲げて、それに向けて企画屋は企画のことだけ設計屋は設計のことだけ、開発屋は開発のことだけ没頭して考えること。そして失敗したらみんなで泣き、成功したらみんなで笑う。そういう取り組み姿勢こそ組織全体を奮い立たせるのではないかと思うのです。 |
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