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楽しい職場みんなのF2

2002.2.3

再生F2! その5−労働組合の果たした役割
 The FUJITSU Way行動規範の第一番に書かれている「人権の尊重」の具体例として平等権が説明されています。しかし、尊重すべき人権の幅はもっと広くその中には「労働三権」があります。
1.団結権・・・会社に雇われている人達は、労働組合を作ることができ、
組合は会社の指示によって活動するものであってはなりません。
2.団体交渉権・・・労働組合が会社に交渉を求めた場合、
会社は断わることはできません。
3.争議権/団体行動権・・・組合は主張を通すために、
ストライキなどの行動をすることができます。
 これらを現実のものにするのが労働組合です。F2労組は、従業員全員が加盟するユニオンショップ制のため、
強力な力を持っていますがそれを十分発揮していません。成果主義の導入やフレックス制の廃止など、労働組合の態度によっていかようにも変えられはずですが...特に再三主張している法律違反のSPIRITは「労使協定」なくしては成立しません。しかしこの数年、労働組合は何をしてきたのでしょう。
(1)1994年のTKプロジェクト(館林−熊谷工場の大規模な配転)や成果主義の導入では組合が自ら説明会を開いて
会社に代わって社員を説得する役割を担いました。
(2)2001年「新しい成果主義」では
説明会すらしませんでした。
(3)フレックス制の廃止問題にいたっては
会社と一字一句違わない文書を配っています。
(4)個々人の意思を尊重すべき
福祉カンパは皆が知らないうちに給与天引きしています。
(5)賃金・ボーナス闘争は成果主義の結果、
個人の成果の方が大事なので盛り上がらない。
 労働組合は労使「協調」どころか会社の一組織になってしまった様相です。いっそのこと人事総務サービスセンタの一組織として共済の受付とイベントの企画でもやったらどうでしょうか。会社の組織なら月数千円の組合費は払う必要も無いはずです。