1.
会社を取り巻く環境分析
・山本社長 世界の状況の一変 軍事から平和へ、ソ連激変、東欧・中国の経済改革
・関沢社長 前年の山本社長の引用
・秋草社長 IT不況を通して一つのグローバルマーケットが形成される。2. 会社の課題
・山本社長 (1)EF92(2)構造改革(3)グローバリゼーション
・関沢社長 (1)グローバリゼーション(2)EF92(3)構造改革
・秋草社長 真のグローバルプレーヤーになること
3.グローバリゼーションへの施策
・山本社長 (1)在米工場確保(2)海外情報ネットワークの構築(3)意識を高めよ
・関沢社長 ICLを中心とした国際化
・秋草社長 構造改革をグローバルプレーヤーになることとポジティブに捉えよ
4.全社運動
・山本社長 (1)EF92で具体的目標、成果目標確認(2)関連会社は本体以上の業績を
・関沢社長 エキサイティングプロダクト、エキサイティングプロジェクトの推進
・秋草社長 先進技術にチャレンジしつづけよ
5.構造改革
・山本社長 (1)事務技能職の比率大(2)創造性ある商品開発(3)サービス業の認識
・関沢社長 (1)環境変化 オープン化(2)職種別縦割り組織見直し(3)ICL資本参加
・秋草社長 経営の革新のためには、キャッシュフローの改善が大前提
みなさんどうですか。当時の山本社長や関沢社長の意思決定に今思えば誤りは多々ありますが、秋草社長挨拶よりずっと具体的で方向性がはっきりしています。秋草社長!あなたは「社員が働かないから業績が上がらない」と言うけれど、こんな方針提示で社員はどこを向いて働けと言うのですか?かくして成果主義はまず経営者の経営感覚をマヒさせ弱体化させてしまったのです。