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楽しい職場みんなのF2

2002.2.23

再生F2! その12−労働組合の再生
 では、こんな出口のないF2はもう駄目なのでしょうか。明日はないのでしょうか? 私はそう思いません。一人一人の能力や情熱を結集すれば、こんな閉塞状況なんてF2に突破できないわけがありません。
 第六の提案は従業員の砦、労働組合の再生です。会社が生まれ変わり強くなっていくことと社員の生活が良くなることとは必ずしもイコールではありません。成果主義では、一人一人を分断し成果を競わせることにより活性化を図ろうとし、そのため収入も成果に基づき支給されて来ました。それが現状の組織の弱体化を招きました。労働組合も会社とだけ交渉し結果だけが私たちに伝えられる。これでは労働組合の存在価値そのものが疑われます。労働組合も原点に戻ろうではありませんか。労働者とは「自分で働く以外何も持たない人達のことです。」そのため「労働者は団結して闘う以外に生活を守る手段はない」。これが労働運動の原点だと思います。金がなければ残業して稼ぐ。それも駄目なら周りの仲間を見る。みんな貧しければ、賃金をあげよとみんなで交渉する。それでも駄目ならみんなでストライキでもしようではありませんか。そうやって、長い歴史の中で労働者の権利が形成されてきたのです。