2005.3.21 |
「労働組合側からの要求」を、「会社側が受け入れた」 |
05年度の春季労使交渉の結果は、「労働組合側からの
要求」を、「会社側が受け入れた」結果なのです。だ
から、「ストライキが回避」されたのです。会社側の
要求を労働組合が呑んだのではありません。捻じ曲げ
た感情で労組に対する誤解をしないで下さい。現在の
会社の業績は皆さん周知の通りですが、組合側からの
「会社存続の為に事業統合や職場移動等の人の痛みを
伴っても、<組合員の現在の生活水準だけは絶対に下
げるな!!>」という強い要求が通った証です。「ビラ
や配布物を止めてWEBにしろ」という声や、「組合費で
労組執行部にメシを喰わせてやるのは御免だ!!」とい
う声は、労組の実働が末端まで浸透していない証拠な
んです。つまり、アナタの上司(幹部社員)がインチキ
月給取り野朗で、<部下に対しきちんと組織の説明を
していない>から誤解が生じるのです。余りにも高給
取りだから、陳腐な賃金闘争など初めから興味が無い
だけなんです。アナタの職場の労組は、そんなインチ
キ幹部社員の意識改革とモラル向上に日夜苦しんでい
るんです。「紙と電子では、どちらが人目に付くか」
という論争、つまり、組織に対する組合員(従業員)の
関心度を向上させる特効薬は、「ミスマッチの撲滅」
に尽きます。私が何を言いたいか、勘の良い皆さんな
らおわかりですね? コメントが在ればどうぞ。 |
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