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楽しい職場みんなのF2

2000.11.28

低利ローンをありがとう、でも労働組合はサラ金じゃないよね。
労働組合ソフト・サービス支部速報No24で「SSローン」のキャンペーンがはられました。
1.固定金利3.82%!これはお得?
テレビコマーシャルで消費者金融ばかりではなく、都市銀行までもが「お金借りてね」という個人向けローンのPRを強化する中、F2労組も「SSローン新登場」と市場に参入してきました。限度額は300万円で用途自由、年利は3.82%と消費者金融の15〜20%に比較してとても良い条件でカードローンで高い金利を払っている社員への利用を呼びかけています。ただし、利用条件として「労働金庫の財形預金に加入いただけること」とあります。はて、財形ができるような金銭面で計画的な社員が多重債務やサラ金地獄に陥っているものかしら?
2.労働組合は「NO借金生活」のキャンペーンを
社員の生活向上を第一に掲げる労働組合には低利サラ金事業をするのではなく、「NO借金生活」のススメとノウハウを機関紙やビラに書いて欲しいものです。本当なら大幅な給料引き上げで大いに役割を果たして欲しいところですが、「成果主義による報酬決定」や「業績連動のボーナス決定」で多くは期待できません。先行き不透明な今日、多額の住宅ローンを抱えるなとか、子供の教育費はあまりかけるななどと言われています。労働組合には「借金生活にはまるな」という観点からPR活動をして欲しいものです。少し前にベストセラーになった山崎えり子さんの「節約生活のススメ」に書かれている経験や工夫ライクな記事を宣伝物に掲載して社員の教えてあげたら、会社の中でユニークな存在として印象付けられます。病気やけがによる生活困窮社員には、思いきって無利子融資やカンパとすれば労働組合らしい相互扶助と言えますね。