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楽しい職場みんなのF2

2007.7.30

老後生活の糧を少しでも増やす手立てを講じることが必要
〔前置き〕
人のことまで言うのは、おせっかいであり、自身、そ
こまで言うのは生意気かとは思います。
〔本論〕
年金問題で参院選もからめ、マスコミでも大きく取り
上げられています。それは結構なことですが、年金の
知識を持たない方が多すぎるように思えてなりませ
ん。富士通社員の年金は大雑把に言って、基礎年金、
厚生年金、企業年金の3階建てです。厚生年金は国に代
行を返上、企業年金は5%運用を放棄し、2%運用と
するなどにより、将来の受け取り額が大幅に減少する
結果となっております。国の年金そのものも、ご承知
のとおり、掛け金は上がれど、支給開始時期の延伸
(60歳→65歳)、支給額の減少とトリプルパンチを受
けてます。こういった仕組みをよく勉強・理解し、で
きるだけ若いうちから、自分自身で老後生活の糧を少
しでも増やす手立てを講じることが必要です。具体例
として、仮に入社から老後目的に毎月1万円と賞与時に
10万円を個人で積立たとしましょう。この年間32万円
の積立を60歳まで38年間続けたとすると、元本だけで
1216万円になります。また、子供が経済的に独立した
50歳から定年までの10年間、毎年、100万円を積立とす
ると金利は2%複利(今は数段低い金利ですが、基金の
2%を適用)では、10年後には1900万円?を老後の原資
に回せます。余談ですが、ポートフォリオを組めない
方は有リスク投資は危険ですよ。今は市場金利が低い
ときですが、利息より先ずは元本の積立を優先に!
※金額は事例です。現在、退職金・公的年金の他に、
老後生活を送るためには3000万円の自己資金が必要と
の話をあるファイナンシャルプランナーさんから、お
聞きしたことがあります。