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2002.9.26 |
リストラと成果主義(7)遂に秘密主義に陥ってしまった理由 |
F2全体で、凄まじいリストラが進んでいます。その中でさまざまな苦しみ、矛盾が吹き出し溢れそうな状態です。ここに至ってF2は秘密主義とり不審者に関する密告をするよう幹部社員に指示し「臭い物に蓋」政策を進めています。どうしてこんな会社になったのか。いつ、どこで道を誤ったのか、ここでは、そのルーツを解明し打開策を考えていきたいと思います。
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7. 遂に秘密主義に陥ってしまった理由 |
最近になってF2はリスク管理と称して幹部社員に不審者密告のためのマニュアルを配布し、不祥事が社外に漏れないような「臭い物に蓋」政策を取りました。そんなことをしても最近、思いつくだけでも「官庁へのシステムの不当廉売事件」や「内臓DISK不良事件」や「防衛庁事件」など次々と出てくるもので全く効果を上げていないと言うものです。何故、効果を上げていないか?それは疑う相手が違うからです。この間の問題となった事件に、なに一つとして社員が漏らしたものはありません!F2の社員に会社の製品・サービスの秘密を漏らすような腐った人間などいません。もちろん「みんなのF2」で愚痴は言いますが愚痴くらい言ってもいいではないですか。それなのに何故社員を疑うか?それは会社が成果主義の成果が上がらない事に対する原因を社員に求めているからです。本当に「社員が働かないから業績が上がらない」と考え、その原因となる不良社員をつるし上げようとしているからです。成果主義のせいで人を信じることも出来なくなったとは悲しいことです。(つづく) |