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楽しい職場みんなのF2

 

2002.9.3

リストラと成果主義(1)リストラのルーツ
 F2全体で、凄まじいリストラが進んでいます。その中でさまざまな苦しみ、矛盾が吹き出し溢れそうな状態です。ここに至ってF2は秘密主義とり不審者に関する密告をするよう幹部社員に指示し「臭い物に蓋」政策を進めています。どうしてこんな会社になったのか。いつ、どこで道を誤ったのか、ここでは、そのルーツを解明し打開策を考えていきたいと思います。

1. リストラのルーツは成果主義である。

 最近の「楽しい職場みんなのF2」の投稿を読むと成果主義を批判するものが多いですね。どうして、このような状況に至ったのか、これを、そのルーツから振り返ってみましょう。そもそも成果主義は1993年の最悪の決算を踏まえたものであります。当時はバブル崩壊後であり各社も様々な対応をしました。これについて日本IBMとF2は大きく対応方法が異なったことは次の投稿に記載されています。
http://isweb37.infoseek.co.jp/business/mnfuji2/saif23_1.htm
 当時、もう一社リストラを激しく進める会社がありました。それはP社で猛烈な指名解雇を断行し、その凄まじさを多くのマスコミが叩きました。結局、会社のイメージダウンにつながってしまったのでした。F2はIBMのように金を出さずP社のような指名解雇で社会的非難も受けずにリストラする方便として成果主義を作り出しました。「雇用は守ります」、「一人一人の社員が自己責任で会社を支えるのです」と言う言い方は大変うつくしいものでした。しかし目的はリストラだったので、じわりじわりと陰湿に社員を締め付けたのでした。成果主義が実施されて以降、多くの仲間が精神的病気で会社を辞めたり自殺しました。セクハラも多発しました。このような陰湿な虐めこそ「本当の目的であるリストラ」を隠して推進した「成果主義」の本質的危険性だったのです。(つづく)