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楽しい職場みんなのF2

 

2002.11.11

リストラと成果主義(14)経営者に能力の無い証拠
 F2全体で、凄まじいリストラが進んでいます。その中でさまざまな苦しみ、矛盾が吹き出し溢れそうな状態です。ここに至ってF2は秘密主義とり不審者に関する密告をするよう幹部社員に指示し「臭い物に蓋」政策を進めています。どうしてこんな会社になったのか。いつ、どこで道を誤ったのか、ここでは、そのルーツを解明し打開策を考えていきたいと思います。

14.指標を示さずに社員だけを疑うのは経営者に能力の無い証拠

  「結集点を示せ。そうすれば社員は燃えるのだ」という私の主張は、どうして経営者は結集点を示さないのだという疑問に跳ね返ります。例を言いますと、この前の社内報で秋草社長は「アプリケーションブレークスルー」と言っていました。しかし、この記事をいくら読んでも従来言っていたソリューションビジネスとどこが違うか、全然分からないのです。それ以降、社長がアプリケーションブレークスルーと言って指示をだしたと言う話も聞かない。そうするとあの社内報の記事は何も意味を持たない。社員に対して具体的な行動を示唆するメッセージでないと意味がないのです。 こういう事を繰り返していると社員の信頼も失います。結局、指標を示さずに社員だけを疑うのは経営者に能力の無い証拠ということでしょう。反論があるなら、まず、社員に対し具体的なターゲットを示しなさい!それが経営者の最重要な仕事の筈です。(つづく)