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楽しい職場みんなのF2

創立70周年記念

2005.6.6

「パワハラ特訓」であり、「弱い者イジメのツール活用術」
  F2の社内教育の中に、<共通ビジネス講座>と題して
  幾つかのセミナーが存在している。中でも、「対人コ
  ミュニケーション」と「効果的なコミュニケーショ
  ン」という二つの講座は、将来、幹部社員に昇格する
  (させる)為の必須項目(言い訳材料)として、概ね6級職
  以上を対象に行われている。活字を見れば勇ましく、
  真にご苦労さんであるが、その中身は要するに、「パ
  ワハラ特訓」であり、「弱い者イジメのツール活用
  術」であり、「敵対者からのディフェンス術」であ
  り、「グル育成ゼミ」であり、「縦社会洗脳塾」なの
  である。これ以上の表現が見当たらない。何故なら、
  そのものズバリだからだ。これらを、「誠の人間育
  成」とか、「ト○タ方式へのプロローグ」だとか、
  「一人前になる為のブレークスルー」だなんてバカな
  事を本気で言う幹部社員が、実は複数実在している。
  はなはだ勘違いをしてもらっては困る。貴様らロクデ
  ナシ幹部が薄い頭で描いた理想郷は、とっくに泡とな
  り消えた妄想であって、非現実的で時代遅れの経典に
  過ぎないのだ。それを教祖様と信じ込んだ若い未熟者
  達は、知らず知らずのうちに、この講座から得た事を
  「応用(悪用)」し始める。それが<PTSD>へと繋がる
  のだ。PTSDとは、正式には英語で「Post-Traumatic
  Stress Disorder」。日本語では「心的外傷後ストレス
  障害」又は「外傷後ストレス障害」と訳すなんて事は
  周知のとおり。と同時に、これらの言葉の「本当の意
  味」を理解できる人とできない人が居るのは事実だ。
  しかし、「学歴・年齢・経験は無関係」という言葉
  を、素直に受け入れられる人とそうでない人が居るの
  も事実だ。毎日の積み重ねとは「手柄の数」ではな
  く、「同僚の痛みを知る」事であり、結果として、成
  績(仕事)へ反映し、士気向上へと寄与するものであ
  る。漬物を漬ける時には上に重しを乗せるが、重しを
  重くし過ぎると漬物は出来ず食えない。人も同じ。
  「足手まといになる」とか「お荷物」とか「自分の趣
  味に合わない」と、毎日々、「負(不)の言葉」や「欠
  点攻め」といった「徹底的な攻撃(封じ手)」を投げる
  方法が、「やる気(奮起)」を起こすと勘違いしている
  ヤツが多すぎる。どうやら、くだらない制度が消滅し
  ないヒントの一つかも知れない。