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2003.3.16 |
大ウソだった「賃金体系の維持」 |
総合労働条件闘争の12日の会社の回答(下表参照)は「賃金体系の維持」でないことがハッキリしました。「職責給賃率表と等級別本給レンジおよび累積ポイント別増額表の維持」と言ってなかったのでおかしいと思っていました。やはり、モデル賃金である「6級−I
331,400円」は維持するが、他の等級・レンジ区分では昇給を圧縮とのことです。(朝日新聞3/15)圧縮といっても、数百円ですからたいしたことないように思えます。しかし、これが重なれば社員は*茹で蛙状態になりかねません。92.8%の高率で確立したストライキ権はまだ有効です。昇給圧縮・諸手当削減の会社提案は白紙撤回に向けて、ストライキで対応しましょう。労組幹部よハッスルせよ!
(*茹で蛙;熱湯にいきなり蛙を入れると熱さに驚いて飛び出してしまうが、ぬるま湯に入れて徐々に熱を加えていくと変化に気付かず、やがて茹で上がって死んでしまうという、ビジネス教育によく使われるたとえ話。) |
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電機連合最終方針 |
回答内容 |
雇用安定のための方針 |
労使メッセージの確認 |
(回答なし) |
基幹労働者賃金 |
賃金体系の維持 |
6級−I
331,400円
上記以外の事項は別途協議(要求どおりだが、職責給賃率表と等級別本給レンジおよび累積ポイント別増額表の維持の言明はなし) |
産業別最低賃金 |
最大限の努力 |
150,000円
(要求より-500円) |
一時金 |
4.0ヶ月 |
(業績連動) |
時間管理の適正化 |
内容の確認と運用の適正化 |
職場マネジメントの充実に向け労使で対応
(具体策回答なし) |
緊急対策 |
− |
(継続・終了の回答なし) |
妥結後、賃金制度協議 |
− |
(やる・やらないの回答なし) |
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