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楽しい職場みんなのF2

2001.12.21

重荷は全社員が担おう
 一プロジェクト課長の私は今回、ボーナス10%カットとなりました。経営陣の末端のひとりとして、業績不振の責任を感じており、必ず挽回しなければならないと決意を固めたところです。ですが、役員諸氏と併せて部下に対してもひとこと言いたい。まず、第一に幹部社員といえども一サラリーマンとしての生活があり、それは決して楽ではないということです。住宅ローンも抱え、教育費のかさむ子供を抱え、一番大変な世代であります。仕事も一杯抱えて、毎日夜遅くまで頑張っています。この点は、非幹部社員とまったく同じです。「働かない(社長曰く)」「使えない(部下曰く)」などと軽々しく決め付けないでいただきたい。第二に、痛みをもっとみんなで分かちあうようにして欲しい。報酬カットもキャリアセンタ送りも幹部社員ばかり標的にしているように思える。役員は労働組合も説得して全社員で重荷を背負い、危機感を共有するようにすべきです。幹部社員と協力会社にだけしわ寄せするのは、取りやすいところだけに手を付けたと勘ぐられてもしかたないじゃありませんか。