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楽しい職場みんなのF2

 

2002.7.15

会社に電話連絡をしたあと、奥さんと子供さんを遺して自殺
>企業の過労死や突然死の実態を調べています。職場や身の
>周りで起きた出来事がありましたら、投稿して下さい。

 私が知っている、某開発部門ではこんな出来事がありま した。

 今から1年程前の話ですが、製品開発のリーダを担当されていた方が会社で姿を見なくなったと思ったら、1ヶ月の長期休暇を取ったという情報が流れてきました。その方の長期休暇もそろそろ終りかなという時期に、そのリーダの方から会社に電話があり、あと1ヶ月長期休暇を取る、との連絡がありました。ところがその翌日、そのリ ーダの方が亡くなられたとの急な連絡が入ってきたそうです。

 長期休暇を取っていたとのことなので、どこか具合を悪くされていて、容態が急変したのか、はたまた交通事故にでも遭われたのかと思っていましたが、その翌日、ある人から聞いた情報によると、会社に電話連絡をしたあと、奥さんと子供さんを遺して自殺されたとのことでした。

 ところがこの事実、彼の所属する職場の一般従業員の方々には知らされず、どういうわけか、よその部署経由で 一般従業員の方々に情報が流れてきたそうです。

 ちなみにその部署では部下に対する締め付けが厳しく、 午後10時より前に帰るものは開発の仕事からはずすとか、電子メールの私用に対するチェックも、わざわざ専任者を設け、メールサーバのスプールに入っている電子メールの全情報をチェックさせていたそうです。 そういう要員の余裕があるのなら必要な部署にまわせばい いのに。

また、その管理職の意に染まない部下(製品の設計、開発 にかかわる能力の有無とか、自分の指示に従うかどうかの みならず、1980年代の某民放のバラエティ番組で徹底的に叩かれていたようなドン臭い部下も)は、体制変更のたびに 外の部署に飛ばすとか、別の管理職に押し付けるというこ とが平然と行われていました。

 その一方では、自分のお気に入りは体制変更のたびにどさくさにまぎれて集めていたようで、彼の支配する開発部隊はまるで今年のW杯に出場したイタリア選抜チームのようなハンサム揃いになっていました。一説によると部長よりもその管理職のほうが実質的な権限を握っていたようです(事業部長代理の虎の威を借りて いたおかげもあるそうなんですが)。

 最近ではそのような、1930〜50年代前半の某共産主義国のようなやり方についていけないと感じたのか、今年に入ってから2名も退職者を出しているとのことです。うち一人 は、厚木TCへの移籍を打診されたのをきっかけに退社を決断したらしいです。(それ以前にも社内公募で逃げ出す人が何人か)。