2005.10.18開設5周年記念 |
日本財界の構造こそが、サービス残業の主因 |
我々の当面の課題は、サービス残業をやめさせること
である。富士通に限らず、多くの会社でサービス残業
が公然と行われている。しかし、この大きな社会問題
は、…テレビや新聞ではほとんどとりあげられない!
なぜか。その理由は日本のマスコミ(超大手広告代理
店2社を筆頭に、すべての新聞(赤旗除く)・放送局
を含む)によって封殺されているからだ。なぜか。日
本経団連に名を連ねる企業集団、いわゆる「財界」に
とって不利益な報道は、できない。なぜか。…スポン
サーの広告がなければ、マスコミは利益をあげられな
いからだ!
左寄りと言われるあの朝日新聞でさえ、紙面の半分以
上が大手自動車メーカーなどの広告に埋め尽くされて
いる。テレビや新聞の報道を鵜呑みにしてはいけな
い。
あまり必要の無い商品を、たくみな広告で売りつけ
る。どうでもいいスキャンダルを垂れ流し、社会問題
に目を向けさせない。そして労働者同士の競争を煽
り、団結を阻止する。
この日本財界の構造こそが、サービス残業の主因であ
ると言っていい。富士通に対する怒り、それは当然
だ。しかしそれだけではだめだ。社会に目を向け、団
結を勝ち取り、財界の愚行をあらためることが、闘争
の終着点であることを忘れてはいけない。 |
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