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2002.2.3 |
| 逃げ出しと追い出しは問題解決にはならない |
| 「いやならやめろ」とか「危機感の共有できない社員はいらない」などというセリフはよく聞きますが、非常に残念に思います。人材をどんどん切り捨て行ったら会社はおしまい、個人はいやな環境からずっと逃げ続けた先は、人間をやめるという結論になりますよね。そうでないとすれば、どこかで踏みとどまって、その会社なり社会を変えて逃げなくてもよいところにしていくしかありません。しかし、踏みとどまったところで、危機の責任を一身に背負い込んだり、常に「前向きな積極思考」ばかり続けることができるでしょうか。そんなことをしたら疲れきってしまいます。責任転化したり、愚痴ったり、弱気になったりすることもあるでしょう、人間だもの。（相田みつおが言ったかどうか知らないが）。それらを公言することをはばかることはありません。肝心なのは、他人と会話したり、批判を受けることにより、考え直して改めるべきと思ったら自分自身で別の方向に変えていくことです。掲示板やＷｅｂでの後ろ向き発言は結構、だけどいつまでも同じことを繰り返していたらダメと言いたいです。 |
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