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2002.12.25 |
何を武器に中国に進出するのか? |
中国本格進出について 現在の中国は、“世界の工場”と言われるほど工業の発展は著しい。台湾のコンピュータメーカは、人件費の安い中国に工場を移してます。コンピュータ分野でこれを作り出した要因は、以下の2つ
1.アメリカ帰りのコンピュータ技術者の存在
〔台湾ではありません〕
2.国家を後ろ盾に“コンピュータ専門教育機関の設立”
中国は、もはや自転車の通勤風景だけの昔の中国では無いのです。(現地に居た人は分かっていると思いますが)、北京には、ベンツ、BMW,レクサス等が普通に走り回ってます。それだけ、低迷する日本を尻目に経済状態が良くなってきた面もありますが。最近は安価を武器に中国製のパソコンが日本に輸入され始めてます。幕張のカルフール開店時に10万円未満のノートブッ
クが売られていましたね、確かに“MADE IN CHINA”
でした。最近は某日本のメーカーも10万円ノートブックを売り始めましたね(どこに行っても売切れ状
態の人気)。すなわち敵は、中国となりますが、その本拠地の中国向けのコンピュータを現地生産して(部品は、中国製でしょうね)果たして“勝負になるか?”差別化でき
るのか?中国人からすれば、“中国製のパソコンを高い金出して外国メーカーから買わなきゃならんのだ”と思うでしょうが、それをどう解決するのか?もっと言えば何を武器に中国に進出するのか?サポート??(中国国内では中国メーカの方が上でしょう
が)それとも高級パソコン(中国製として手に入ら ないのはCPUだけ、何を持って高級とするのか分からんが)それが明快で無いとまた“海外投資の失敗”となりますが、どなたか答えをお持ちでしょうか???
それとも、日本駐在事務所向けだけと言うのなら、市場サイズは極小、見通し暗しだけど、数年は、持ちそうだとも考えられますね。
いずれにしても、見通しは暗い??? |
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