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2003.7.7 |
現場は“未来のリスク”を見越してシステムをつくる |
◆ユーザでもあるFグループのSEの声をどう聞くのか(7/5)の方へ 「それぞれの枠のなかで最善策を検討するのが現実的」の投稿者です。ようやくマトモ(失礼)な返答をいただけました。ありがとうございます。
ただ、1箇所?がのこります。(最終的な結論はおそらくおなじでしょうが)
>メーカーとして製品開発もしているので、SEが自社製品を使わなければ、結局Fグループの売り上げに貢献しないことになりますよね。
とありますが、これには疑問です。この前提は「使うに値する製品であること」です。もちろん現場SEの声やフィードバックがなくては完成度はあがりませんし、永久に魅力的にはなりません。がしかし、”そもそもの完成度”が製品として現場からみるとアマリにお粗末なのも事実です。トラブルや不具合ばかり回りから聴き、自分も痛い目にあってるソフトや製品を、いくら会社のためとはいえ顧客に提供、システムを組むのはアマリにリスキーなのです(事前に手を打ちたくてもカネがない)入れた挙句身内のソフトのせいで大トラブル(金融系など)おきたら一大事です(J銀行とかその典型)現場はそのような“未来のリスク”を見越してシステムをつくるのです。その点をお分かりいただければ幸いです。 |
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