2006.2.27 |
モラルハザードの甚だしい企業には向かない制度 |
昨日読んだ本に成果主義について書かれていました。
会社名は書いてありませんでしたが、
「米国の視察を受けて成果主義を導入して評価方法を
巡って大混乱」
これって、たぶんウチのことと思います。
それで、問題点として以下の3点を挙げられていまし
た。
・中間管理職が大企業病に罹っている
・そのため、中間管理職が評価制度を自分の都合い
いように悪用した
・意識改革無しに制度改革だけやったための失敗
確かにそう思います。私の上司も仕事の中身よりも自
分の評価や、責任から逃れることばかり気にしていま
す。成果主義を導入できる企業とは、しっかりしたモ
ラルのある企業だけです。ウチのようにモラルハザー
ドの甚だしい企業には向かない制度なのでしょう。
この本、「勝者のシステム 敗者のシステム」という
タイトルですが、著者は、元FFCの人です。すごく
面白い本で一気に読んでしまいました。
上司に読ませて、日ごろの行いを反省させたいくらい
です。
また、後半の技術的な説明もためになります。SEの
人には特にお勧めです。 |
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