2007.6.25 |
考える余地もなく相対評価 |
>相対評価なの絶対評価なの?どっち?
予め評価の分布が決まっている以上、考える余地も
なく相対評価です。
また、自分の評価が分布のどこかに割り当てられる
際に、上司の主観(好み)が入る以上、その傾向は顕
著になります。
一方で、企業の継続が業績で決まる以上、もともと
(どこの企業でも)絶対評価はありえないしくみで
す。
公式に「絶対評価をしています」と語っている人が
いるとしたら、それは偽りです。
通常は「プロセス重視」という言葉でウソをつくこ
とを回避しますが、なおさら評価があいまいになりま
す。
なぜならば、たとえ全社員が血の汗をかいたとして
も業績が上がらない以上は、企業の継続が保証されな
いからです。
それじゃあどうすりゃいいのかと言えば、汗のかき
方を工夫するしかありません。
業務だけでなく、ときにはコミュニケーションをと
って上司に取り入ることです。
それは、恥でもなんでもなく、サラリーマンとして
きわめて合理的なやり口です。
日々そうした現実と向かい合っている私の個人的な
希望としては、願わくば、茶番に終わらず企業の業績
向上へと、汗のベクトルが合致することです。
いらぬ努力で個人が疲弊するより、それでうつ病が
多発しなくて済むのであれば、現実を受け止めて立振
る舞うことを完全に否定したくはないです。 |
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