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楽しい職場みんなのF2

2002.2.28

「不当廉売に公正取引委員会からの警告」にみんなのひとこと

 「一円入札」体質の払拭は?できるでしょうか?日経コンピュ−タ、2002年2月25日版(no.542)P14に、例の公取委の記事が記載されています。これによると、過去一年間に公取委が違反の恐れのある安値落札事件が4件ほどあったと記載しています。具体的な商談システム名、落札価格、予定価格、時期を明記しています。予定価格の3.3%以内ですから、びっくりするばかりです。。「これは、2001年11月に日立製作所に続いて二社目である。」と。。。これらの法律を逸脱した「ビジネス活動」の反映でしょうか?2002年はじめに、「FUJITSU WAY」というビジネス活動の指針書を発表しています。その中に、「法律の遵守」という項目があります。やっぱり、公正な立場で正々堂々と競争する。これであろうと思いますが。…
 入札価格の決定者が不明ならば何のためのISO9000なのか?各部門で大幅値引きに対する最終決定者は事業部長、統括部長と明記されているはず。この人達が責任を取らなければ、今回の不当値引きは会社ぐるみと言われても仕方ないです。
 この入札の件でも誰一人処分される者はいないでしょう。あの金額での入札を許可した者を処分すれば、その上の上司が問われることになり、さらにそのまた上がと。従ってお咎めなしが最善となるのでは。
 大きく報じられているのはこれで2度目。でも、実際多々のテーマで大なり小なりの廉売は行われている。これで悔しいのはF2は殆ど被害を被ることなく、下(外注・協力会社)にも不当に安く発注する。お客様がごく希にポロリと漏らした金額を聞き唖然とする事がある。あんな何もしないSEを担当にしておいてよくもあれだけ搾取できるもんだと感心する。こっちは損益ギリギリにして開発しているってのに・・・。そして二言目には「次では出しますから」。・・・今の時代はそんなんじゃないでしょう。何のために政府がデフレ対策に躍起になっているんでしょう。この廉売はもうF2の体質になってしまっていると言っても過言ではないでしょう。1円がダメなら率で行こうって、発想が幼稚すぎる。誰が数千円でシステム作るんだ。一人が1時間ぐらいで何ができる!?
 公取委は同時に、2001年4月11日に愛知県が行った電子地方政府推進調査、同7月26日に京都市が行った財務会計事務処理システム設計(ソフトのみ)、同9月21日に内閣官房が行ったサイバーテロ対策関連システム(ソフト・ハード)の入札に関しても、不当廉売の疑いがあったとしている。富士通はそれぞれ4800円、360万円、297万5000円で入札していた。
http://www.mainichi.co.jp/digital/seifu/200202/07-1.html
 いろいろ事例があるけど、ヤバ過ぎて投稿できません。墓場まで持っていきます。。。
 以下のサイトで公正取引委員会の勧告関係の内容が見れます。参考にしてください。
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/02.february/020207.pdf
 公正取引委員会のweb siteくらい,自分で探せ。

 高谷副社長名で社内掲示板にレポートが掲載されていました。電子政府/電子自治体関連商談の低価格入札が「不当廉売」に当たるとして警告を受けたという事です。このレポートでは再発防止の呼びかけをしていますが、こんな一般的抽象的な表現では、どうしたらよいかわからない社員が多いと思います。最低限次のような情報を公開してもらいたいものです。
(1)警告を受けた
事例の詳しい内容とどこが問題なのかの説明。
(2)F2が行ってきた
類似の違法・ないしは違法すれすれの事例をできるだけ多く詳細に。
(3)会社ぐるみの犯罪行為を
個人の独断に責任転化させないために、社員が取るべき行動。(○○文書を作成しておくなど具体的に)

 公正取引委員会からの「警告」と今後の対応について、のアンケート開始をお願いします。