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楽しい職場みんなのF2

2001.12.23

個人商店主になりきれ!
 昔から言われることだが、2:6:2の法則というのがある。役に立つ(必要な)社員は2割、いてもいなくてもどうでもよい数合わせとして6割、不要な(いない方がいい)社員が2割という経験則だ。別の理論によると、2割の社員が8割の利益を生み出しているという80:20の法則にもつながる。
 これまでの時代、特に日本的労働組合活動というのは、8割の中流以下を平等に保護することを存在意義としてきた。だが、不良債権処理、構造改革に伴う日本経済の混乱はこれまでの労使関係の常識を覆すものとなるだろう。来年からはじまる3年は続くと思われる大混乱期、失業者が数百万人に達する大変な状況が来ます。
ぶつぶつ会社の揚げ足を取っている暇があったら、寸暇を惜しんで自分を磨くことだ。
 大きな船に乗っているため、経済の雲行きが怪しくなっているのを肌で感じていないのではないか?富士通とて例外ではない。銀行、ゼネコン、そしてその次が破綻していく過程で朝日生命他の大株主がついに耐えきれなくなって富士通株を放出した時、もはやハゲタカ外資の餌食になるしかないでしょうね。その時に吹き荒れるリストラはこんな優しい、待遇の良いものではないですよ。
下の2割は確実に辞めてもらい、真ん中の6割も2:6:2に分ける、といった具体的なものになるでしょう。
 とにかく、成果主義がそもそもどうだとか、基準法がどうだとか、中途半端にこね回している暇があるんだったら、とにかく本業で誰にも負けないように自分を磨け!(どうしてもこだわるのなら、いっそその専門家になれ。)
不満分子として存在感を見つけても人生は切り開けない、個人商店主になりきれ!結果は後からついてくる。