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楽しい職場みんなのF2

 

2002.7.30

F2 2001年度決算を読む・・・・その7
 F2 2002年度第一四半期の決算でも赤字続きでF2の復活の兆しは見えません。それに対する復活の糸口は無いのでしょうか。ここでは、その糸口を考えたいと思います。

7.恐怖政治−密告制度とフレックス制の中止

 決算悪化を受けてF2が打ち出した施策は、新しいビジネスを展開することでなく内部に対する引き締め政策でした。それは前回も述べた事ですが、この恐怖政治とも言える事態で具体的に2つの施策を進めました。一つは密告制度です。1993年のバブル崩壊後の最悪決算時、F2は成果主義という制度を打ち出しましたが、今回は密告制度です。どちらも官僚主導で制度によって押さえつけようというものですが、密告制度は夢のかけらもありません。第二はフレックス制度の一方的な打ち切りです。こんな殆どの社員が納得しない制度を押し付けて新しいF2を作り上げることが出来るのでしょうか! 私はそう思いません。F2の一人一人の社員が生き生きと働き自由に物事を考えることが出来てこそF2の復活が図れる。一人一人の能力も情熱も他社に決して負けない。それを一点に結集する求心力こそ必要なのです。