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楽しい職場みんなのF2

 

2002.7.29

F2 2001年度決算を読む・・・・その6

  F2 2002年度第一四半期の決算が発表になりました。今回は経常損益で512億円の赤字と、復活の気配がありません。一体何故だろう。その原因をみなさんで追求しましょう。

6.秘密主義の横行

 さて2001年度の決算があり、その市場始まって以来の赤字を取り戻そうとF2も必死に取り組み始めましたと言いたいところですが、その後どうでしょう。新しいサービスや製品で市場に打って出るものをF2は出したでしょうか。多くの通信や半導体に従事してきた方々がリストラの苦しみにあえいでいる時に、その苦しみに答える新しいビジネスを市場に打ち出したでしょうか! 事実は違います。F2は寧ろ「臭いものには蓋」と、社外にまずいものは出さない秘密主義を進めてきました。その典型的な制度が「密告制度」です。最近リスク管理という言葉をよく聞きます。これこそ密告を奨励する制度で幹部社員は全員、怪しいことを密告する「ゲシュタポ(ナチス・ドイツ1933-45の秘密警察)」の電話番号をひかえています。先日やっと発表したディスク障害について、どうでしたか。あれは製品が社会に迷惑を与えた大問題でしたが、結局、不良品が市場に出回っていることを知りながら隠しとおしました。これが製品に対して社会に責任を負う会社のあり方でしょうか?密告制度などF2の本来の姿とは無縁であること。社員は会社と社会の利益の為に自由に生きている存在であること。これを、私は再確認したいと思います。