とある事業部の、とある部長さんのお話。
このお方、「宇宙戦艦○○○」の熱狂的なファンらし
く、「このアニメはいいぞ!本物の愛を語ったスペース
オペラの秀逸作だ。」と、知らない人にも勧めるほど。
そもそも、スペースオペラって何?意味ワカンネ、って
思うのですが。
でも、「愛」という単語を口にする割には、下のもの
に対する愛情はかけらほどもないようで。工数増を要求
すると「○○○の乗組員を見ろ。たった114人で困難なミッ
ションに挑んでいるんだぞ!」と反論するし、納期が非
現実なほど短いことを指摘すると「○○○は1年未満で往
復14万8千光年の航海というミッションに挑んだんだ
ぞ!」(以上、せりふの部分は発言のまま)と反論する
始末。虚構の世界を現実の世界に持ち込まないでほしい
のですが。そもそも、上の連中同士の忘年会にはのこの
こ出るくせに、部の宴会なんて開いたためしがないんだ
から。部下に対する「愛」の念も感謝の念もないみたい。
そもそも、この「宇宙戦艦○○○」とやら、プロジェク
ト論を扱ったある本によると「プロジェクトとしてみた
場合、無謀極まりないものであり、予定から遅れを取り
戻せなかった。成功したのが奇跡といえる。」と書かれ
ていましたが。 |