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楽しい職場みんなのF2

2008.2.17

虚構の世界を現実の世界に持ち込まないでほしい

  とある事業部の、とある部長さんのお話。
 
   このお方、「宇宙戦艦○○○」の熱狂的なファンらし
  く、「このアニメはいいぞ!本物の愛を語ったスペース
  オペラの秀逸作だ。」と、知らない人にも勧めるほど。
  そもそも、スペースオペラって何?意味ワカンネ、って
  思うのですが。
 
   でも、「愛」という単語を口にする割には、下のもの
  に対する愛情はかけらほどもないようで。工数増を要求
  すると「○○○の乗組員を見ろ。たった114人で困難なミッ
  ションに挑んでいるんだぞ!」と反論するし、納期が非
  現実なほど短いことを指摘すると「○○○は1年未満で往
  復14万8千光年の航海というミッションに挑んだんだ
  ぞ!」(以上、せりふの部分は発言のまま)と反論する
  始末。虚構の世界を現実の世界に持ち込まないでほしい
  のですが。そもそも、上の連中同士の忘年会にはのこの
  こ出るくせに、部の宴会なんて開いたためしがないんだ
  から。部下に対する「愛」の念も感謝の念もないみたい。
 
   そもそも、この「宇宙戦艦○○○」とやら、プロジェク
  ト論を扱ったある本によると「プロジェクトとしてみた
  場合、無謀極まりないものであり、予定から遅れを取り
  戻せなかった。成功したのが奇跡といえる。」と書かれ
  ていましたが。