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開設3周年記念 |
2003.10.18 |
体を使うより頭を使う方が早く生産性も高い |
どこがプロセス評価なんだ?
上司が基本的にコンピューティングに対する知識がない。
当人も平然と「自分はコンピュータの知識がない」と公言してはばからない。(厚顔無恥とはこのことである)
例えば、同じテーマに対しての対処への判定例が以下の通り。
a)コンピュータ知識を活用しコンピュータで仕事もしくは問題の対処をロジック化し、効率化を図って1時間でやった。
b)コンピュータに関する知識がないので徹夜して2日がかりでやった。
この場合、aの判定は、「要はそんなに早く出来たってことは簡単な問題だったんだ」
bの判定は、「そこまで努力してやったのか大変な問題だったんだすばらしい」
aとb2つを比較すればわかり易いが人資本回転率としては、a>bであるのが一目瞭然である。
経営学的な生産性の向上もまさしくこの人資本回転率の向上を一目的としている。
このような目的・プロセス・評価の間に矛盾が生じるのは、aとbの様な等価の労働が同一タイミング・場所で複数発生することが殆どないことに一因がある。
コンピューティング作業においては、体を使うより頭を使う方が早く生産性も高いということにすら気がついていないのだ。
コンピュータ(電脳)は、頭脳労働の補助や代替をする為に開発されてきたというのに。
aとb2つの労働プロセスの違いは、頭を使って労働をするか、体を使って労働をするかの違いである。
富士通では、通常bの労働プロセスが評価される。aの様な電脳スキルを駆使して結果を出したことは労働プロセスとは認められたことはない。
頭脳土方とすら呼べない。 |
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