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楽しい職場みんなのF2

 

2002.6.21

富士通グループの再生策・構造改革その1−不採算事業撤退

「もし、私が経営者だったら!」と題し、富士通グループの再生策・構造改革の施策について、3つの視点から提案させていただきます。長文になりますが、よろしくお願いします。
 1点目としては、不採算事業・工場・事業所の整理・縮小・撤退を行います。とりわけ将来にわたり業績回復・発展が見込めない事業については、執行役に大幅な権限を委譲したうえで、2〜3年という期間を定めて事業を任せます。納得のいく成果を出した事業グループは、富士通グループのなかで継続して事業に専念していただきます。しかし、残念ながらそうではない事業グループについては、1から2年を目処に富士通グループから切り離し、完全独立(富士通の冠を外し)をさせたうえで、弱肉強食の資本体系の中で大いなる決断をしていただきます。
 完全独立した事業グループにおいては、執行役を含めた経営陣、幹部社員、および従業員、当然ながら労働組合についても、完全に富士通グループ外の組織といたします。
 「百獣の王ライオンが子を崖から突き落とし、這い上がってきた子(事業グループ)のみ育てる」理論と同様です。