remove
powerd by nog twitter

楽しい職場みんなのF2

 

2002.12.14

成果主義でコストが上がる現象が
 成果主義はまだ日本の現状には合わないのです。 それは成果の基準が曖昧だかですね、個々の社員の成果を正確に計る物差しがないのです。アメリカでは昔から個人成績が数値化されているのに、それらをしないで成果主義だけを取り入れたため、心情的なことが評価基準になったり、社内的にはコスト削減ばかりしか思いつかないのです。
 それでコストの削減を前面に出し、検査を省略する・検査基準を甘くする、ベテランを首にし未熟な派遣社員にするなどの小手先の手法に落ちぶれてしまいます。
 富士通の子会社の話ですが、ベテランの検査員が一目で分かった不良ロット全部を”不良”と認定したら上司が検査レベルを下げて全部合格にし出荷したところ、富士通から全部不良品で返品になった。課長はどこが悪くて返品になったのか分からずベテラン検査員に聞いも理解できず、顕微鏡の倍率を上げて説明されたらやっと理解できたという、お粗末な話、そのように富士通が工場・子会社いじめをするから不良品が納入されたするのです。富士通本体のどこかで見つけているみたいですが顧客までいけば会社全体の信用に響くのです。これは富士通に限らず多くの他社の製造現場からも報告されています。現場を知らない役員がコスト削減ばかりに力を入れるとそれに反比例して製品の品質が落ちるだけです。成果主義と言わなくても成果主義を入れてから会社の利益が赤字なことは、正しい手法でない証明です。