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楽しい職場みんなのF2

 

2004.9.7

「社内公募制度」のカラクリについて
 「社内公募制度」のカラクリについて。 まず、兵隊(部下)が応募すると、応募先の幹部は現在の所属先の幹部に「勤務成績」や「評価制度のA基準」 を問い合わせ、1Q〜4QのA評価が連続或いは同等なヤツを「つまみ食い」するのである。過去の略歴や小論文など一切お構いなし。つまり「テキトー」。実際に小論文を添付し忘れた兵隊も「学歴とA評価」のお手盛りで相当数が「即パス」を決めている実態が、私の身近でも明らかになっている。「合格の場合のみ所属長にお知らせします」なんて甘い言葉を信じてはいけない。凡そ応募から一ヶ月後に電子メールで名ばかりの書類審査の合否(面接実施)が伝えられるが、つまみ食いで幹部に「美味しい」と判断された坊やは、なんと締め切り翌日に「会いに来い」と活字で誘われる。甘味の無い落ちこぼれには、嫌味な所属長と、人事と、自分を落としたアイツとの間に、定年するまで「みっともない履歴」となって、ずっと付いて回るのである。それらは、今後も応募する度に増えながらアチコチの嫌味な幹部達にバラ撒かれるのだ。A評価人員のBGと勤労との帳尻合わせが目的でもあるこの制度は、「物言わぬ学歴主義」を温存するF2伝統の「目に見えぬ無形文化」の一つである。しかし実際には、合格して所属先が変わったヤツらの殆どが「音信不通」になっているのも事実だ。