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開設2周年・100万アクセス記念 |
2002.10.5 |
電子デバイス部門は致命傷が無いだけで既に傷だらけ |
電子デバイスは、昔から何回も厳しい局面を迎えてきたおり、毎回対応しています。そして、新人をほとんど入れずにオペレータの派遣社員化や交代勤務の見直しによる効率化をおこなっています。F本体に残っているは、ウェーハプロセスと開発部門だけです。また、工場の設備等の保全、修理をおこなう部門も分社化もおこなわれており、品種の開発も関連会社でもおこなっています。
そして、ウェーハプロセス(パッケージの中に入っているチップをつくるところ)は、工程数が長く工程毎に使用する薬品や装置が違うためにそれなりの人数がいなければ工場として動かせない。パッケージ化する部門は、10年前に全て関連会社に移行しています。
ICは、製品を作る上での部品のために供給責任というものが存在します。故に十数年前の品種なんかもいまだに作っていたりします。一部を中国に委託していたりしますが、厳しい管理をし
ていかないと良品がとれないので非常に手間と時間が掛かっているようです。
ということで、電子デバイス部門は決して無傷ではなく致命傷が無いだけで既に傷だらけです。
今回ばかりは、出血多量で危ない状況ですが。
今は、関連会社をターゲットにしているようです。3月に九州にある関連会社が身売りされましたが、他の関連会社についてはリストラの噂が流れています。
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