remove
powerd by nog twitter

楽しい職場みんなのF2

3万アクセス記念                                                2001.8.27

ありがとう労働組合−時間外労働900時間以内

 労働組合ソフト・サービス支部 議案ダイジェスト 第15号2001.7.31発行に出ていました。2000・2001年度活動方針の補強の2番目、健康管理への取り組みの中で「時間外労働900時間以内」の遵守に向けて意識合わせをすすめるということです。たしかに、不況化で大規模なリストラが進められるというのに仕事の忙しさにはぜんぜん変わりがありません。SE部門には配転で人員が増強されそうだし、適切な残業時間への短縮を進めて欲しいと思います。
 でも...
年間900時間の遵守というのは変ですね。36協定での延長時間の限度は「1ヶ月45時間、年間360時間」となっています。適用除外として「新技術、新商品等の研究開発の業務」が挙げられていますが、SS部門の社員が残らず当てはまるのでしょうか。「既存の技術を適用し、顧客にソリューションを提供する」とか「ビジネスの企画・計画」「プロジェクトの管理」はもちろんあてはまりません。新技術、新商品に関わる業務でも、研究開発とは言えないマーケティングなどの仕事もたくさんあります。と考えていくと、900時間を上限とする社員はごく少数に限られるのではないでしょうか。労働組合の活動方針としては「1ヶ月45時間、年間360時間」の遵守をすすめ、かつ社員ひとりひとりについて「研究開発の業務に従事しているか判定し、900時間規制が無制限に広まらないようにして欲しいものです。