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楽しい職場みんなのF2

 

2002.12.3

目標管理制度はきっぱりやめたほうが良い
 目標管理制度ですが、きっぱりやめたほうが良いとつくづく思います。がんばってもB、逆に気合が入らなくてもAになったり。会社の中での仕事は、個人の業績で左右されるものは少なく、グループで活動した結果というのがほとんどの方の職場の実態なのに、そのグループ内に差をつけようとする。周りをみても、この制度で仕事に対するモチベーションが上がった人はいないように感じますし、逆に下がったと見受けられる方はたくさんいる。仕事に対する取り組みは、今は、目標管理制度よりも各個人の誇りでかろうじて支えられているのが実態ではないかと感じます。 いい製品を開発したい、皆に使ってもらいたい、仲間のためにがんばりたい、そんな心意気が支えていると思う。ところが管理制度は、個人内へのノウハウの囲い込みを推進し、グループ内の競争を作り出す。そのため、ノウハウの会社としての蓄積はなくなるし、グループ内の競争は仕事の効率をかえって悪くする。それにしても年功序列のほうが全体としてまだ客観的で公平な気がする。アメリカと違って先輩から仕事を教えてもらうわけですしね。それにあまり仕事しないような先輩も、それがそれなりに職場の潤滑油的な働きをしてたような気がする。また昔は、管理職にもずばずば言って、口は悪いが仕事はこなすという方もいた。 しかし今は、耳が痛くなることを言う方はまったくいなくなってしまった。情実で評価を下していくわけですから、それも当然かもしれない。しかも今回のリストラで、そういう人たちがみなどこかへ行ってしまった。あーあの方が選ばれたのか、はっきりいう方だったからなーと感じたりする。結論として、管理制度が各自のモチベーションを高める役割を果たしていないし、この会社が元気を取り戻すには、管理制度をやめるのが最善の手段ではないかと思う。それに、ひょっとしたら、日本人の人間性を悪くしてしまうのではないかと...