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楽しい職場みんなのF2

2001.4.25

F2は中内ダイエー、ゴーン以前の日産並の危機的状態

 きょうは社内の掲示板に強烈なメッセージがアップされていました。危機からの脱出を図る、ダイエーや日産自動車のトップと比較してF2の経営者の姿勢を鋭く批判しています。これらの会社の社長サンは、自ら営業などの最前線に出かけていって社員の声やお客さまの声をききつつ、社員に対して意識変革の呼びかけを行なっています。これに対してF2のトップはその姿を現場の第一線で見かけたことなどなく、きっと居心地のよい本社で、会社の上層幹部の報告や意見だけを耳にしているのでしょう、と辛辣に皮肉られています。成果主義の見直しなどの重要な意志決定の際も現場の意見を聞くことなどなく、一部の経営幹部だけで決めたとまで。
 社長は自らホームページを開設したり、メールを発信したりして
一見全社員に意志を伝えているように見えますが、社員には全然伝わっていない。当然経営者の切実な危機感は社員に共有されていない、以前のダイエーや日産と同じじゃないかと言われる始末です。
 そうでしょう、F2の経営者からの情報伝達は、謎だらけです。重要な情報が伏せられ、ごみ情報が広められているように思います。例えば、「成果主義の見直し」の結果です。世間であれほど騒がれていながら、人事は幹部社員向けにこそこそと説明会をするだけで、
誰にも見えるような形での公開がありません。一時、掲示板にこのテーマに関して意見がいろいろありましたが、新聞報道以後ぱったりとなくなったり。リスク管理委員会はできても、何がリスクでどう検討されているかは発表されないし。社長あてTeamwareユーザからのクレームレターが公開され、「これはすばらしい情報公開」と思いきや、何の見解や分析ない垂れ流し。IT産業はひとつの曲がり角にあると思いきや「着実な設備投資の拡大」などど、脳天気な発言が出たりしています。一貫した意志や戦略がちっとも感じられません。こんなにちぐはぐなんじゃ社員に気持が通じないのも当然ですね。