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楽しい職場みんなのF2

2003.7.12

お客様の声から判断していくべき
 「ユーザでもあるFグループのSEの声をどう聞くのか」の投稿者です。
  >もちろん現場SEの声やフィードバックがなくては完成度はあがりませんし、永久に魅力的にはなりません。そうです、私が言いたかったのはフィールドと開発の距離が近くなければ良い(極端な言い方をすれば他社でも売ってくれるような)製品を開発することが出来ないと言いたいのです。良い製品というのはどういう製品なのでしょう?一言で言えば「顧客ニーズを満たす」という事になるでしょうが、買い手市場の昨今ではニーズは多様化し、その全てに対応することは不可能でしょう。ではどうするか?「普通に作ってるものを同じ値段ぐらいで普通につくってくれ」の投稿者の方が他社と同じ土俵に立てれば「あとはSEに任せてくれれば絶対売ってくるから」と心強いことを言ってくれているように、他社製品と同等機能で同等(またはそれ以下)の価格設定を目指して製品開発をしていくのか、多少高価(コストパフォーマンスが悪すぎるのは論外)でも個性的(技術よりはコンセプト重視)な製品開発をしていくのか、マーケティングの基本に立ち戻って(苦しいときほど基本を大切に!)、お客様の声から判断していくべきであり、そのためにはフィールドと開発の距離を近づける事が最重要課題と言えるでしょう。最近ではそういう部隊が出来てきていますが、F2が巨大企業であるとつくづく感じるのは、「ナレッジマネジメント」とか「シナジー効果」とか「トリオーレ」とか理念としては立派でも、それが現場サイド(フィールドも開発も)まで浸透して来ないとこにあります。巨大な企業ゆえに「対話力」と「やる気」、「調整能力」の優れた人材を投入して「権限」と「評価基準」を明確にした部隊を組織し、超強力に推進する事が良い製品開発をするために今すぐに必要なことだと思います。