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楽しい職場みんなのF2

創立66周年記念                                               2001.6.7

新しい成果主義は正々堂々「じゃんけんの後出し」

 ウチの部でもやっと、成果評価制度の説明がありました。まず、幹部社員(その1)が部課長会で配布された資料を棒読みしました。重要な点は、達成するとSAとなる目標を設定することと業務プロセスを評価することです。(と必ず言えと言われたらしい。)しかし、この2点がウチの事業部において具体的に何を指すのかという事例は示されませんでした。続いて幹部社員(その2)が補足説明をしてくださいました。第1は、もはや「目標管理制度」ではないことです。第2は「比較評価」をするということです。つまり、立てた目標を達成したかどうかという観点で評価するのではなく、結果として到達した成果の大きさが重要になるそうです。自分で「やった!やった!」と自画自賛しても「もっときつい条件でやったヤツがいるんだぞ。」と一蹴されてしまうというのです。これまで、「ここまでやれば”達成”=A」というのが曲がりなりにもはっきりしていましたが、今度はまわりが良い成果を出していればさらにその先に行くよう延々とやり続けなさいということらしい。まさに、ゴールの位置は不透明、各選手が団子状態でゴールインしそうになると位置を先にずらすという「じゃんけんの後出し」を正々堂々ルールとして採用した、といったところでしょうか。最後に、うちのBUでカスタマイズされたガイドラインの提示はなく、出席者からの質問もなく説明は終了しました。こんなことを言わされる幹部社員(その1〜そのn)の皆さん、本当にお疲れ様。