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楽しい職場みんなのF2

2001.4.10

成果評価の基準はじゃんけんの「後出し」?

 きょう4/10の日本経済新聞など各紙の朝刊では「F2の成果主義の見直しが正式発表」なーんていう記事が掲載されていました。社員の皆さんには何かお知らせがありましたか?はて、社内のどこの情報ソースに、またまた部長サン、課長サンにだけこそこそと伝達されたのかと思っていましたら、成果主義の見直しは2001年度からですが、今年度の評価に対しても試行されるとかされないとか。ウーン、会社はまたまたやってくれましたね。今回の見直しでは、評価が多面的になる=恐らくチェックポイントが多くなる=あれもこれもできていないと評価しない、と思います。その先取りでしょうか。社員のみんながじゃんけんで「パー」を出してきたのを見て急遽会社は「チョキ」を出そうっていうわけ?今までもウチの本部では、評価の季節になると、「××に偏った評価にならなようにしてください。」とか「その社員の実質的な貢献か見極めてください。」など、後から取って付けたようなガイドラインが出てきましたが、全社一斉に同じ事が起こるようです。成果主義や実力主義をスポーツに例えて賛美する人もいます。ところがこれでは、「100メートル先のゴールを目指して走っていたところ95メートル地点でゴールが突然25メートル先になった。」とか「3メートルのバーを飛び越えようと助走を開始し、踏み切ったとたん、3メートル50センチに上がった。」ようなものです。本当に滑稽ですね。このホームページのタイトルは「楽しい職場みんなのF2」じゃなくて「愉快な会社成果主義のF2」に変えようかしら。