創立70周年記念 |
2005.6.2 |
実際の労働実態と異なる記入を上司より指示 |
こんにちわ。MLTです。
■訴訟の進捗について
富士通四国システムズ損害賠償事件(平成16年
(ワ)11732号)。
きょう6月1日、第三回弁論準備が行われました。
話し合われた事は、
・被告は、原告のカルテを整理し、すみやかに証拠
申請する
・原告は、原告が労基署に相談した際の調査データ
を取り寄せる
・原告は、原告の賠償請求金額を労災(休業補償給
付)の結果に応じて柔軟に変える
交わされた書面は、
・原告の労働時間についての被告の再反論
・被告の準備書面についての原告の反論
です。
■原告の主張
原告は、仕事票に実際には行っていない作業の工数を
記入するよう求められるなど、
実際の労働実態と異なる記入を上司より指示されてい
た。
指示の頻度についてはほぼ毎月であったと、原告は記
憶している。
仕事票は被告会社内に全記録が残っているはずであ
り、被告はこれを公開すべきである。
また、原告が社内で使用していたパソコンには、指示
の証拠(メール)が残っているはずであり、
被告はこれを公開すべきである。
■被告の主張
原告のカルテの証拠申請が、被告の担当だということ
を失念していた。
次までにすみやかに整理してやっておく。
原告の書面はコンピュータの専門用語が多く使われて
いるので理解できない。
■まとめ
裁判はほのぼのした感じで進んでいます。いらいらし
ても仕方が無いので、流れに身を任せようかと思って
います。
今日は被告会社の方が来られていたようでしたが、私
の知らない方だったので、挨拶は出来ず終いでした。
今回の弁論準備も5分程度であっさりと終わりまし
た。
「次回は、仕事がどれぐらい過密であったのかを、も
う少し詰めて話し合いをしましょう」と裁判所より提
案がありました。
次回の弁論準備は7月8日(金曜日)14:00〜です。傍
聴はできません。
■もうすこし先の話
証人尋問(傍聴できます)の日程が決まりましたら、
この場を借りてご案内します。 |
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