あほくそ社長殿
あなたは、たしか、昨年、雑誌のインタビューに、以下の内容で答えていましたね。
質問:『就任以来ずっと下方修正が続いている。社長の責任をどう考えるのか。』
回答:『くだらない質問だ。従業員が働かないからいけな
い。毎年、事業計画を立て、その通りやりますといって、やらないからおかしなことになる。計画を達成できなけれ
ばビジネス・ユ二ットのトップを代えれば良い。それが成
果主義というものだ。』
質問:『従業員がやらないから、といえばそうだが、まとめた責任は社長にあるのではないか。』
回答:『株主に対してはお金を預かり運営しているという
責任があるが、従業員に対して責任はない。やれといって、(社長は従業員に)命令する。経営とはそういうもの
だ。』
いまの株価を見ると、株主に対する責任が生じているように思います。一部では、業績を回復させるのが責任だとの回答も聞こえますが、『従業員が働かないからいけない。従業員に対しての責任は無い。』という考えをもっている社長の元ではもう、従業員のモチベーションがあがるはずがありません。モチベーションの無い会社に業績の回復は
絶対にあり得ません。また、組織には人事の刷新ということも、必要なことです。この状況を招いた経営者は、株主への責任と、グループ数万人の心機一転のためにも、退陣するべきです。新しい確かな経営方針を持った経営者の元でこそ、路が開くというものです。業績を悪化させ、工場の従業員のクビを切っただけの経営者は、即刻退陣するべきです、退職金無しに。 |