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楽しい職場みんなのF2

2006.6.15

創立71周年記念

意味失う目標管理
黒タン(;´Д`)ハァハァ

シリーズ職場-成果主義を追って-
   迷走する富士通B

きょうのサブタイトルは「意味失う目標管理」

社員の証言を抜粋


「(目標シートについて)これまで記入に多くの時間
を割きました。成果を裏付ける資料も集めなければな
らず、面談も十数時間に及びました。このためタクシ
ーで帰ることもめずらしくありません。大変な労力を
使って提出したのに、結果は不透明で納得のいかない
評価です。評判はよくありませんでした」

「三ヶ月遅れで目標シートを提出する社員がごろごろ
います」

「今期の場合、本来なら四月までに個人目標を提出し
なければなりませんが、職場では私も含めてだれも提
出していないと思います。上司のと面談も始まってい
ませんから。期の半ばをすぎるまで目標を設定しない
社員が半数以上いるといわれています」

「そもそも年二回も細かい個人目標を設定すること自
体に問題があります。当然のことですが、業界の動向
によって社の方針が突然変更されることがあります。
長期の視点に立った柔軟な目標設定こそ必要であり、
短期の目標を追い求める現在の目標管理制度が形がい
化するのはある意味当然じゃないでしょうか」

「社員一人ひとりについて真面目に評価を検討してい
たら、ノイローゼになる」

「目標管理制度に疑問を持っている管理職は少なくあ
りません。目標シートが形式的なものになり、意味を
失ってきています。目標のあるなしにかかわらず、社
員の評価はあらかじめ決まっており、期末に微調整す
るというのが実態ではないかと思います」