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楽しい職場みんなのF2

 

2002.5.20

秋草社長は一面的な見方、曲解した意見の持ち主
 415番の記事に関して
 引用ですが、 「・・中国や米国のシリコンバレーへ行くと、トップから下まで、土日もなく、ものすごい勢いで働いている。・・・」
 これこそ、
物事を一面的にしか見ない、あるいは、物事を自分の都合のよいように曲解した意見の典型例ではないでしょうか。
 かっての路面電車の廃止論(欧米では路面電車はどんどんと廃止になっている、と表面的な事象のみを論拠として国内の路面電車を廃止、市街地の渋滞と交通事故の増加を招いた、そして皮肉なことに欧米では近年、路面電車が見直されている)を連想させます。
 
土日もなく物凄い勢いで働くことにより、弊害は出ていないか、とか、トップから下まで土日もなく働くモチベーションがどこからくるのかなど、背景に関する洞察を行った上でのご意見なのか、非常に疑わしいです。実際、米国の某社では、風呂にも入らないで仕事に没頭→周囲に不快な体臭を撒き散らすという話も聞かれます。また、部下のプライドを無神経な言い回しや行動で傷つける管理職の登用とか、従業員のモチベーションを下げるような人事制度の改正(正シキヲ改ム)を行いながら、ただ働け働けというだけでは、「偉大なる将軍様のご統治なさる国」と大差ないように思えます。