１０月２日に開催された労働組合ＳＳ支部の職場委員会で、福祉カンパの実施など中央委員会で審議される５議案に対して、採決の結果保留が１票出ました。職場委員会の決定はほとんどの場合、満場一致ですから極めて異例なことです。この日の職場委員会報告によると福祉カンパに関して次のようなやり取りがなされたということです。これでは改革先送りですね。質問：強制的にチェックオフされるということは、善意のカンパにならないのではないか、趣旨に賛同する人から個別に集めるのが筋ではないか。また、成果主義と矛盾していないか（成果を上げられなかった人に対する救済措置のように見える）。
回答：チェックオフの背景については、取り組み当初は個別に集めていたが、年によって集まる金額が変わり、それにより支給金額も変わっていた。「励まし･助け合い｣の観点で毎年支給金額が変わるのがいいのか、との議論を経て組合員からの一律カンパに変更された。（中略）福祉カンパの一律チェックオフについては、いろいろな意見をいただいている。皆さんに賛同いただける形を、中央本部に対して意見提起していく。病気やケガによって長欠を余儀なくされている方が対象で、共助の趣旨で実施している。成果を上げられなかった人に対して行っているという趣旨のものではない。