業務に支障をきたし慌ててＳＰ適用者を減らした

創立６８周年記念	2003.6.6
業務に支障をきたし慌ててＳＰ適用者を減らした
「全員ＳＰ適用にすればどうかなぁ～」について一言。確かに意味も無く残業する社員もいますので、一見効果のある方法にもい思えますよね。そういう社員達を見ていると、こういう意見が出ても当然と思うし、ある意味では私も賛成です。しかし、あなたは知らないのかも知れませんが、すでにこれは実証済みで失敗に終わっているのです。そもそもＳＰが始まった当時、多くの社員（ほとんどがプロジェクトの中心人物）が半強制的にＳＰにさせられたのです。その結果どうなったかというと、業務に支障をきたし慌ててＳＰ適用者を減らしたという経緯があるのです。私の知る限り彼らは仕事が嫌いな人達ではなく、一生懸命に仕事をしている人達でした。そうです、一方的にＳＰを押し付けられて反発したのです。意味もなく残業をしている人達を減らすというのは簡単な事ではないと思います。それこそマネージャーの腕のみせどころでしょう。彼らにやる気をおこさせて意味のある残業をさせるか、厳しく管理して無意味な残業をさせないか、マネージャーの考え方ひとつだと思いますよ。